節税効果が高いことが青色申告のメリット!

青色申告とは、申告納税制度に従って一定の水準で記帳を行い、それに基づいて確定申告をする納税者に様々な特典を与える制度を言います。代表的な特典は、所得金額から10万円を差し引ける青色申告特別控除です。これは複式簿記による記帳をした上で貸借対照表と損益計算書を作成し、それを申告期限内に確定申告書に添付して提出した場合には65万円に増額されるため、簡単で節税効果の高い特典と言えます。また、納税者と一緒に生活をしている15歳以上の家族が納税者の事業に専ら従事した場合に、支給される給与を必要経費に算入できる青色事業専従者給与も白色申告には無い特典です。さらに損失が生じた時に損益通算をしても損失が残ってしまった場合は、翌年以降3年間の所得と相殺できる繰越控除や前年の青色申告時に生じた所得と相殺する繰戻控除を適用できる点も魅力的な特典と言えます。

青色申告で必要な手続きは?

青色申告の適用を受けるには、毎年3月15日まで、あるいは業務を開始してから2ヶ月以内に青色申告承認申請書を税務署に提出しなければいけません。相続により業務を承継した場合は、被相続人の申告区分や死亡日によって提出期限が異なります。なお、この申請書は、その年の12月31日までに税務署から返答が無ければ承認されたものと見なされます。また、青色事業専従者給与の適用を受ける場合、事前に青色事業専従者給与に関する届出書に職務内容や給与の額を記載して提出しておく必要があり、支給する給与はその範囲内でなければいけません。これらの手続きを怠ると青色申告が適用されませんので、遅滞無く手続きをするようにしましょう。

個人事業を開業する際に、税務署へ青色申告で確定申告を行うことを申請し、毎日の個人事業の取引を複式簿記の方式で帳簿へ記録したものを、所得申告することです。